共通項多き故の共感(*^^*)

共通項=理系出身、環境問題、
野球好き、特撮好き(^^;)…等など。

特定の作家さんばかり取り上げて
興味のない方には申し訳ないのですが
また東野圭吾さんの本の話です

図書館に行くと目的の本を探す以外に
いつも東野さんの棚に目を通すのですが、
『さいえんす?』
という読んでいないタイトルがあったので
借りてみました(^^)
平成17年の出版と少し前の著作で
雑誌に連載していたコラムをまとめたもの。
氏の小説でないものを読むのは初めて。
読み進めてみると、ワタシの興味のある分野に
触れているものが多くて楽しめました(*^^*)

福山さん主演で映像化されている
『ガリレオ』シリーズが有名なように、
理系出身を武器にしているなーと
思っているのですが。ご本人曰く
「それしか武器がないということ」
だそうで(^^;)
それでも、先日ご紹介した
『祈りの幕が下りる時』では
原発作業員の実際の姿を
リアルに描写していましたし、
この本の中でも
「数学は何のため?」
という内容を書かれていましたし、
やっぱり武器になっているなーと(^^)

環境問題に触れていて、
例えばトキの絶滅と保護についても
「我々が失ったのはトキそのものだけではない。
トキが十分生息できる環境がまず滅んだのだ。
(中略)
彼らはそれぞれの小世界のシンボルにすぎず、
それ(トキ)だけを蘇らせたとしても
失ったものを取り戻したことにはならない」

…まさに環境問題の本質ですな。さらに
「つまり環境を蘇らせるということは、
自分たちの繁栄を最優先しない、
というふうに方向転換することを意味する。
そんなことに一体どれだけの人間が
同意できるだろうか。
(中略)
もはや環境を戻すことはできない、と私は思う」

と最後はご自身の考えを
ハッキリと述べられていましたね。
さらに
「『生態系の維持より、自分たちの生活を守る方が大切』
という方向も、ありなのかもしれないと思うのだ」

とも。
確かな知識のもと世の中の現状を踏まえた
環境オヤジのワタシも無視できない(^^;)
説得力のある意見だと思います。
そこからまた考えていかなきゃならない、
のでしょうね(^^)

この方の最近の本は最後に必ず
「著者は本書の自炊代行業者による
デジタル化を認めておりません」

と書かれています。
この本の最後のコラムには
出版業界にお金が入らない状態で
本の内容が広まることを憂えていて、
「この世に新しい本が生み出されるのは、
書店で正規の料金を払って本を買ってくれる
読者の方々のおかげである。
(中略)
図書館やブックオフを利用することを、
まかり間違っても
『賢い生活術だ』
と思ってもらいたくない。そう考えることは、
出版業界を支えている購読読者たちへの、
とんでもない侮辱である」

と書いておられます。

「賢い―」とは思っていませんが
「図書館の予約数がすごい!」
とたびたびここで書いているワタシには
反省させられる言葉ですね(^_^;)>
ハイ、できる限り購読するようにしますm(_ _)m

画像ちょっと書いて終わるつもりが
引用もあって長くなっちゃいました。
最後までおつき合い有難うございましたm(_ _)m


寒さが増してきました
なので今夜も鍋です

今年ははじめて某社のヒートテックと
その類似品を数点買って試しています。
そのうち比較レポートでも書こうと思います、
忘れなければですけど(^^;)

では明日も、1生1度の1日を
 総て良き日であるように(^^)

この記事へのコメント

  • assam

    まやまさん、東野圭吾さんの作品、確かに理系の地盤があってってのわかります。だから、イメージしやすい文なのかもですね。
    仕事する上では、勉強してきたことと逆分野に行くと、最初は苦労しますが、そのあとつながってくると専門でずっとやってきた人より強い人多い気します。

    私も、図書館や中古使っちゃうこと多いですが、出版界のためには購入しなくちゃなのですよね。
    作家の人に宿題といえば、買う価値がある作品作ってねってことですよね。
    後は、ハードカバーは高いし、場所とるし、重いので、文庫ならってのはありますが...
    2013年12月04日 00:57
  • まやま@房総

    assamさん、いらっしゃいませ(^^)
    東野さんの文の展開は、数学の証明問題の解法のように感じることがあります。論理的ってことでしょうかね(^^)
    ワタシも勉強したことと違う分野ですが、そうありたいです。
    ご本人の本は売れていますが、新しい人が発掘されるために出版業界が潤ってほしいということがあるようです。
    ワタシも文庫化待ってる本、ありますねー(^_^;)>
    2013年12月04日 01:25
  • みやびー

    東野さんの本は読んだことなくて、ドラマしかない^^;
    東野さんて電子書籍お嫌いなんですね。
    ホントなら購入するべきなんでしょうけど、図書館っていう認められたものがあってそこに本が置いてあるんだから読むのは普通でしょって思うのですが^^;
    本にしてもCDにしても買いたいって思うような作品を作ってくれればいいのですけどね^^;
    2013年12月07日 13:14
  • まやま@房総

    みやびー、いらっしゃーい(^^)
    東野さんの本は「読みやすい」と勧められて、読んだらその通りでした(*^^*)
    電子書籍自体はOKでも書店の収入にならない自炊(文をスキャナーで読み取ってデジダルで勝手に販売する)は絶対NGのようで、これに反対を表明した記者会見にも出席してましたね。
    図書館はワタシもOKだと思うので今後も使おうと思います。それで気に入ったものは買ってもよいのだし(^^)
    ワタシも本もCDも買わなくなってます。デジタルの時代に合った販売方法を売る側がもっと考えるのも重要でしょうね(^^)b
    2013年12月07日 22:54
  • ぶんぶん丸

    どれも心に突き刺さるお言葉ですね(^_^;)
    まやまさんの記事で、東野さんの本をよく読むようになりました。
    電子書籍も良いのですが、やはり1ページごとにめくる感覚が私には合っているようです。
    ちなみに私は古本屋で購入することが多いですよ(^-^)
    2013年12月11日 22:43
  • まやま@房総

    ぶんぶん丸さん、いらっしゃいませ(^^)
    あら、ここの影響ありましたか!それは嬉しいです(*^^*)
    環境オヤジ的には反論の言葉も用意できなくはないのですが、
    世の中全体の見方、というものも無視するわけにいかないですから
    全体がよく見えた発言だと思います。
    ワタシも古本の利用は多いです。これは制度を改善すれば
    作家にも書店にも良いようにできますから、ぜひその方向を
    目指してほしいと思います(*^^*)
    2013年12月13日 05:57

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